しつけの心構え!パピーウォーカーは子犬の良きリーダーになるべし!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
こちらを見上げるラブラドールの子犬

こんにちは!元バッパーです!

実家に盲導犬を目指すラブラドールの子犬が来てから早半年。子犬の成長はとても早く、出来ることもどんどん増えてきています。あんなにおてんばだった‘‘わかちゃん‘‘もすっかりお姉さんになってきましたねw

ただそうはいっても、子犬ちゃんが始めから何でも言うことを聞いてくれたわけではありません。盲導犬協会の方々の指導を参考に様々な「しつけ」を実践したからこそ、こんなにお利口になってくれたのです。うちの子は、普通のペットなら超絶良い子で、「しつけもバッチリ!」なレベルになってくれましたw

今回はパピーウォーカーとしてラブラドールの子犬の飼育を半年間行ってきて、特にしつけの面で理解すべきことだと感じた「アルファ・シンドローム」と「カーミング・シグナル」、そしてそれらを理解してどう犬に接していくかということについてまとめてみました。

いままさにパピーウォーカーのボランティアをしようかと検討している方や、ペットとしてワンちゃんを飼っている方にも、有益な内容ですよ!

僕の実家でパピーウォーカーを始めた経緯についてはこちらです。

スポンサーリンク

子犬の良きリーダーになるべし!

冬用のボア付きの服を着たラブラドール

写真は最近の‘‘わかちゃん‘‘

見出しのとおり、パピーウォーカーとしてのしつけの第一歩は子犬の良きリーダーになるということです!

犬という動物はもともと群れで生活していました。そして群れ(集団、家族)には必然的にリーダーが存在します。そして子犬もその本能に従い、自分を取り巻く集団に序列をつけていくのです。

仮に子犬自身が集団のトップ、すなわち「自分がリーダーだ!」と認識してしまうと、飼い主の言うことは一切聞いてくれなくなってしまうのです。これを「アルファ・シンドローム」といいます。

アルファ・シンドロームとは?

先ほどもご説明した通り、アルファ・シンドロームとは、家庭や集団の中で犬が「自分がリーダーだ!」「自分が一番偉い!」「他の人間は自分より下だ!」と認識してしまっている状態のことをいいます。このような状態だと、とてもしつけどころではありません。

例えば、もし犬が家具やソファなどをガリガリと噛んでいたら、飼い主は叱りますよね?普通の状態であれば、犬は「なぜ叱られたのだろう?」と原因を考えます。それが家具を噛んだからだとわかれば、このような行動を次第にとらなくなるものです。

しかしアルファ・シンドロームの状態にある場合、飼い主が犬を叱っても、「下っ端が歯向かってきやがる!」と感じて、うなるなどの威嚇行動をしたり、場合によっては飼い主に嚙みつくなど攻撃的な行動をとってしまいかねません。

アルファ・シンドロームを避ける犬への接し方とは?

このアルファ・シンドロームを避けるために、人間が子犬の良きリーダーにならなければいけないのです!

犬は家族の接し方や態度をよく観察しています。そしてこれによって自分の順位を把握し行動するのです。つまるところ甘やかしすぎることが、アルファ・シンドロームの最も大きな原因になります。

しかしパピーウォーカーの大きな役割は、子犬が「人間のことが大好き」な犬に育てるということです。そのためアルファ・シンドロームを避けようとするがあまり、厳しく接しすぎるというのも問題です。犬に人間に対する恐怖心を与えてしまいかねないからです。

むむむ・・・難しいですねw

それでは子犬にどう接していくのがベストなのでしょうか?重要なのは「犬の気持ち」を理解して接していくということです。

犬の気持ちを理解する「カーミング・シグナル」とは?

お腹を見せておもちゃで遊ぶラブラドールの子犬

お腹を見せるのもカーミングシグナル!

犬の気持ちや精神状態を理解するために、このカーミング・シグナルを知りましょう!カーミング・シグナルとは、犬が群れの中で不要な争いやトラブルを避けるために行う、ボディ・ランゲージのようなものです。

集団の中で安全・安心を確保するために、このカーミング・シグナルは、犬同士だけではなく人間に対しても送られます。うちの‘‘わかちゃん‘‘がよくする仕草は以下のようなものです。意味もあわせてご説明しましょう!

あくび=なんかやだなぁ・・・

人間もそうですが、もちろん犬も眠い時にあくびをします。ただよく考えてください、人間があくびをするのは眠い時だけですか?例えば僕は高校の時、よく覚えているんですが全国大会がかかったサッカーの試合前にあくびが止まりませんでした。緊張のせいですw

犬があくびをするのも、このように緊張状態にあるときや何かストレスを感じているときです。不安な気持ちになってあくびが出てしまったり、あくびをすることで相手を落ち着かせようとしている場合もあります。

うちの子犬の場合は、まだ小さいころにトイレを失敗してしまったときや、人間がちょっとちょっかいをかけすぎたときなんかによくあくびをしていましたねw

目を背ける=敵意はないんです!

人間も初対面の方の目をじっと見つめたりはできないものですよね!これは犬もそうです!散歩中に初めて会った犬に対して興味を示したり、興奮することはよくあるのですが、よーく観察してみると、ふっと目をそらしたり、顔を背けたりしていました。

これは相手に敵意がないことを示しているんですね。逆に敵意があるときはじっと相手の目をにらみ、「ウウッ・・・」とうなり声をあげるものです。人間も格闘技の選手なんかは、審判の説明を無視してずっと相手の目をにらみつけてますよねw

ただうちの子犬は、最初は家族に対しても目を背けたりしていましたが・・・今では全幅の信頼を寄せているのか、愛らしい顔でじっと目を見てきますけどねw

体をぶるぶる震わせる=あー緊張する!

よく水に濡れた時などに、体をぶるぶるさせて水を払っている姿を目にすることがあるかもしれませんが、そのような場面以外でも、犬はしょっちゅうぶるぶるやってます。ただ会いたくて会いたくて震えているわけではありませんw

犬は緊張したり、ストレスを感じたときに、その体の中にたまった緊張を外に追いやるがごとくぶるぶる震えるのです。テンションが上がりすぎた自分を落ち着かせようとするときなんかにも、「よし、切り替えるぞ!」みたいな感じで震えることもあります。

からだを掻く=ふぅ、落ち着こう

これもうちの子犬がよくしますね。体をポリポリ掻くのは、単純に体がかゆいという場合もありますが、いったん落ち着きたいときに行う場合が多いです。散歩中に他の犬に出会ってテンションが上がった後に、ポリポリ・・・とよくやっていますw

お腹を見せる=お好きにしてくださ~い

これ、超かわいいですw

お腹という弱点を相手にさらけ出すことで、犬は相手への信頼感や服従を示しているのです。無防備でとてもかわいいですし、小さいときにはしょっちゅうやっていましたね。

リーダーになるために犬とコミュニケーションをとろう!

みんなで「待て」をするラブラドールの親子

みんなで「待て」をしていますw

「アルファ・シンドローム」にならないように子犬と接していくためには、犬の気持ちや精神状態を表す「カーミング・シグナル」を理解することが重要です。その上で犬としっかりとしたコミュニケーションをとることが、犬と人間の関係をより良いものにしていきます。

それでは子犬のときにどのようなコミュニケーションをとっていけば、しっかりとした関係が築けるのか、具体的な例をいくつかあげていきましょう!ゆくゆくはこれらからステップアップし、「待て」や「伏せ」、「お手」なんかができるようになっていきます!

自分の名前に反応させる

まずはこれが第一歩かもしれません。犬がしっかりと自分の名前を認識できるようにし、名前を呼ばれたときにしっかりと飼い主へ注目するようにさせることがしつけの始まりです。

名前を呼んで、しっかりと反応して自分のところにきてくれたら「よしよし」と声をかけて十分に褒めてあげましょう。そうすることで徐々に自分の名前を認識してくれるようになりますし、好奇心が旺盛で、ともすれば注意が散漫になりがちな子犬の注意を引き付ける方法としても有効です。

良いことは褒める、悪いことは叱る

この良いこと・悪いことは、もちろんですが人間基準で考えてください。上記のように「名前を呼んだらこっちにきてくれた」、「エサを食べるときにしっかり待てができた」といったことは良いことですので、少しオーバーなくらいに撫でてあげたり、「よしよし!」と高いトーンの声を出して褒めてあげるようにしましょう。

逆に「家具を噛んで傷つけてしまった」といったような、人間とともに生活するうえでしてはいけないこと・してほしくないことをしてしまったときは、焦って叱るのではなく、声のトーンを低くして「ノー」と言い、威厳のあるような感じで叱ってください。

犬は褒めてもらいたいですし、叱ってほしくありません。人間が褒めてくれた行為はしっかりとできるようになりますし、叱られた行為はしないようになります。

主導権を持ちつつ一緒に遊ぶ

特にラブラドールの子犬は好奇心旺盛で遊びも大好きですが、おもちゃを与えるときも「一人遊び」にならないように人間が工夫をしましょう。遊びは犬と人間の重要なコミュニケーションツールです。また犬の社会でのリーダーは遊びがうまいものです。

例えばおもちゃで遊ぶ時も、人間の手に持った状態でおもちゃと遊ばせ、遠くへ持って行かないようにします。このとき人間の手でおもちゃを動かして、犬をコントロールするようにしましょう。

そうすることで、独りよがりの遊びにならず人間というリーダーの下で遊ぶという形になりますので、人間との付き合い方を犬が学ぶきっかけにもなります。

まとめ

いかがでしたか?

子犬のしつけの心構えということで、アルファ・シンドロームやカーミング・シグナルといった知識をもとに、どのように子犬に接していけばよいかまとめてみました。

もちろん犬種や個体によって性格は異なりますが、しっかりと犬とコミュニケーションをとって良い関係を築くことができれば、犬のしつけは難しいことではありません。なによりも犬に対して十分な愛情をもって接していくことが重要ですね!

スポンサーリンク

関連記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す