2016年のプロ野球日本シリーズは、広島カープとの激戦を制した北海道日本ハムファイターズが日本一に輝きました。
12月12日より日本ハムの選手は優勝旅行ということでハワイに出発しましたが、そこに彼の姿はありませんでした・・・そう、斎藤佑樹投手です。
かつて開幕投手をつとめた「ハンカチ王子」も成績不振が続き、今シーズンの成績は11試合登板の0勝1敗と、そもそも戦力としてどうなのかといったような疑問の声も噴出してきています。
そんな斎藤佑樹投手ですが、今回日本ハムのV旅行には参加せず、野球漬けの年末をおくるというニュースが話題になっていますが・・・ニュースをみた方々の反応は?
そして、なぜ斎藤佑樹はダメになってしまったのか?といったあたりについても分析していきます。
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目次
斎藤佑樹、V旅行不参加で野球漬けの年末を送る
斎藤佑樹(昨年5月16日鎌スタにて) pic.twitter.com/bvngmRJ0CF
— かめちゃん@カミナリに夢中 (@kame0420) 2016年12月10日
日本ハム・斎藤佑樹投手(28)が11日、東京・東伏見の安部球場で開催された早大野球部若手有志OB主催のイベントに参加。子どもたちから元気をもらった右腕は、12日からのV旅行に参加せず“野球漬け”を誓った。
デイリースポーツの報道で、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手が、V旅行には参加せずにひたすら練習して年末を過ごすということが話題になっています。
肩の状態があまり良くないことから、その部分の調整と、投げ込みによる投球フォーム調整を行いたいとのことで、来シーズンにかける思いは並々ならぬものを感じさせます。
それもそのはず、
- 今シーズンは開幕2軍スタート
- 1軍での成績も振るわず3年ぶりの0勝、防御率は4点台
- チームの日本一にまったく貢献していない
- 今回の契約更改では4年連続の年棒ダウン
などなど良いことはまったくなかったシーズンでしたし、年齢ももう28歳ということで、斎藤佑樹投手自身も「もうあとはない!」という自覚があるのでしょう。
そんなわけですが、相変わらずネットの反応はやや冷ややかめです。
このニュースへの反応
高校で注目されすぎた。大学で騒がれる予定だった 斎藤佑樹
— ローテの谷間 (@eg_8ee) 2016年12月11日
「そりゃそうでしょ。優勝に貢献してないもん。」
「いいことだと思います。頑張ってください!」
「もう 28歳かぁ、時が過ぎるのは早いねぇ。」
「ハンカチ王子と同一人物とは思えない。」
「いよいよ最後の年だね。期待は無理だが、成果を待とう。」
「育成力のある日ハムでだめなら、もう厳しいよね。年齢的にも育成じゃないし。。育成に定評のある日ハムだけど、ほんと最後は個人の問題なんだなって、よくわかる。」
「他の選手より期待が大きい分、結果を出すしかないんだよね。頑張ってください」
「毎年貢献出来て無いし。毎年、来年は〜言うけど結局は同じ結果。無理だな。」
「いい話なのかもしれないけど、彼が絡むと拒否感がわくのは何故だろう。というか成績からいって何故わざわざ彼のことがいまだに話題に乗るのか不思議。嫌いだけどプロは結果が全てなので、まずはそこから。」
「田中将大と甲子園決勝で投げ合って、胴上げ投手になったあの斎藤佑樹が・・・どうして・・・?」
まさにどうして?という感じですが・・・。
どうして斎藤佑樹投手はダメになってしまったといわれるのでしょうか?
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なぜ斎藤佑樹はダメになってしまったのか
【緊急速報】斎藤佑樹さんの悲しい末路….もう笑えない….. https://t.co/o0QlM3VlhZ pic.twitter.com/7uRptwkK7e
— 話題の最新ニュース情報局 (@info_news11) 2016年12月2日
この論争はかつてから様々なところで繰り広げられてきました。最近では栗山英樹監督が海外記者から受けた質問が話題になっていましたよね?
「高校時代、あれだけ活躍しているけど、なぜダメなんですか?」
とまあなんと際どいコースへの質問でしょうか。栗山監督も「僕が悪いんです・・・」と斎藤佑樹投手を守る発言をしたうえで「彼は勝ち方を知っているピッチャー」だとしきりにフォローしていました。栗山さんの愛情の深さが表れています。
さてさて「どうして斎藤佑樹はダメになったのか」という議論についてですが、様々な説がありますのでまとめていきます。
下半身を使わず手投げフォームなのがいけない説
これは以前からも指摘されていることですが、いわゆる「手投げフォーム」であることがいけないという説です。
ほかの投手と比べて、斎藤佑樹投手は投球後に棒立ちに近い姿勢になっているのですが、これは下半身の筋力が弱い証拠であり、ボールに十分な力が伝わらないがゆえに球速が出ないのです。
そして球速も出ないので、変化球も生きてこない・・・よく「ストレートは変化球を生かす球」といわれるのは、速いボールと変化球のギャップが大きければ大きいほどバッターは打ちにくくなるからなのです。
大学3年時の肉体改造がいけなかった説
斎藤佑樹投手が大学時代に活躍したのは主に1~2年生の頃です。大学時代の主な成績をみてみると、
- 1年春・・・最多勝、ベストナイン
- 1年秋・・・最多勝、最優秀防御率、ベストナイン
- 2年春・・・3勝2敗
- 2年秋・・・最多勝、ベストナイン
- 3年春・・・最多勝、最多奪三振
- 3年秋・・・3勝2敗
- 4年春・・・2勝3敗
- 4年秋・・・4勝3敗
このように素晴らしい成績ではあるのですが、実は3年秋以降は投手タイトルを取得できていません。そしてこの大学3年時に斎藤佑樹投手が取り組んでいたのが「肉体改造」だったのです。
筋力強化により球速を高めることに取り組んだわけですが、そもそも彼は球速ではなく、コントロールや球のキレで勝負するピッチャーでした。
肉体改造に加えてこの時期にはフォーム改造も行いましたが、これをきっかけに徐々にボールのキレを失ってしまい、プロ入り後もなかなかフォームが定まっていないのが、長らくの不振の原因であるという説です。
そもそも大学時代練習しなさすぎ説
これはなかなかな説ですが、大学1年時に全日本大学野球選手権に優勝し、史上初の1年生MVPを獲得したときのインタビューからも、なんというか慢心のようなものがうかがえるというのです。そのインタビューでの発言と元記事はこちらです。
「一生何か持っているというか、こういう人生なのかなと思います」
まとめ
そんなわけでまとめに入っていくわけですが、今回取り上げさせていただいた3つの「斎藤佑樹投手がダメな理由」ですが、僕自身は個人的には投球フォームなのかなと思っています。
斎藤佑樹投手はひたむきに努力していますし、先日、有原投手と美瑛町にファンイベントで向かう車中で、交通事故に遭遇した一般の方を助けたりと、人間的にも素晴らしい方です。
なんとか今回は「野球漬けの年末」をすごしていただいて、来シーズンの復活に期待したいところです!
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