どうも、鬱リーマンです。
ここ最近になってこのブログも頻繁に更新するようになっていますが、休職し始めたのは実は4月ですのでもう7か月目に入っています。ブログを書く元気が出てきたのは最近になってからですかね~
いずれにしても仕事で悩んでいたり、うつ病の症状を感じている方や、もうすでにうつ病と診断されているにもかかわらず、会社に行き続けている方・・・このような方々に向けて、今回は休職して7か月目の僕が感じる休職のメリットとデメリット、そして休職に対する考えをお話していきます。
いままさに休職すべきかどうか悩んでいるあなた、軽い気持ちで読んでみてください。ちょっと気持ちが軽くなったり、考えがかわるかもです。
ちなみに僕がうつ病と診断され休職に至るまでの経緯は、こちらの記事が詳しいです。
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目次
結論、休職は怖くない!
まずいきなり結論です。休職は怖いことではありません!
4月、休職したばかりの僕は常に体が重く、肩こりや頭痛にも悩まされており、布団から抜け出すことはできませんでした。気持ちも暗く、このままどうやって生きて行けば良いのかと、とにかく悩み続けていたものです。
そんな僕も休職して7か月。体調は徐々に回復してきており、こうやって徐々にブログで思ったことや感じたことを積極的に外に向けて発信できるようになりました。
仮に休職せずに、だましだまし会社に行き続けていたら・・・こんな未来が待っていたとはとても思えません。もし僕が休職していなければ、当時著しく思考力や集中力が低下していたので、会社で重大なミスを犯していたかもしれませんし、体調もどんどん悪化していったでしょう。
そして何より、大切な命に対する間違った判断、最悪の判断をしていたかもしれません・・・
休職のメリット
ストレスの原因から離れられる
そもそも仕事をしていてうつ病を患う方の多くは、会社でのストレスが原因でうつ病を発症します。もちろん家庭の問題や、会社以外の人間関係等が原因でうつ病を患ってしまう方がいないわけではありませんが・・・
僕の場合は完全に仕事が原因でした。改めて休職する前の銀行での状況を振り返ってみると、もうどう考えても、一刻も早く仕事から離れていなければ、今のようにコツコツとブログを書くような状況にはなっていなかったですね。
それどころか、命に係わる最悪の判断をしていたかもしれません。現に僕の知っている銀行員の中にも、うつ病を患ったにも関わらず十分な休職をせずに、復職してすぐに最悪の結果が訪れてしまった方がいます・・・
うつ病の原因が仕事なのであれば、そこから離れることで十分に症状が回復できます。個人差はありますが、僕の場合は4~5か月である程度規則正しい日常生活を取り戻すことができました。
うつ病の症状が早く回復する
休職とは、仕事を休んで病気の治療に専念することと言い換えても良いかもしれません。特にうつ病の治療には、ストレスの原因から離れることに加えて十分な休養が必要です。
うつ病の症状は主に「からだ」と「こころ」に現れるものに二分されますが、特に「からだ」の症状がひどいときには布団から一歩も出ることができなくなってしまうので、これを治していくにはとにかくゆっくりと休むことが重要です。
僕の場合も休職することで、症状が比較的早く回復していきました。休職前は「からだ」と「こころ」の双方に慢性的な辛い症状が出ていましたが、いまはだいぶ回復してきています。
特に睡眠の面はだいぶ改善しつつあり、生活リズムも一定になってきていますね。(もちろんいまでも、夜寝れなかったり、朝起きれなかったりすることはありますが・・・)
周りのひとの大切さに気づける
僕の場合、当時も今も妻と2人で暮らしているのですが、うつ病の症状が重かったときは思考力の低下や無気力感がひどく、数秒前の妻との会話も覚えていないことがありましたし、「ちょっと食器洗ってくれない?」といった妻の些細な一言が、ひどく頭に来たりといったようなこともありました。
しかしどんどん重くなる症状にいち早く気づき、体がどうしても動かない朝に心療内科に連れて行ってくれたのが妻でした。
妻にも僕が休職することによる不安がなかったわけではないでしょう。それでも僕の「からだ」と「こころ」のことを第一に考えて、僕には一切不安そうな様子を見せることなく、冷静に対応してくれたのが他ならぬ妻です。
休職して、僕は‘‘はっ‘‘としました。妻は僕が休職する前から、体調を気遣って食事を用意してくれたり、家事を全てこなしてくれていたし、僕が休みの日に布団から出れなくても一切文句を言わないでくれていたのです。
そんな妻の優しさ、妻の大切さに気付けたのも休職を選ぶことができたからです。
人生をじっくりと考えることができる
休職をすることでたっぷりと時間ができます。その間に僕はいろいろなことを考えました。その多くは人生のことです。
もちろん不安はあります。休職しているわけですから、「もう一度会社に戻って働くことができるのだろうか?」とか「仮に会社を辞めたとしたら、今後安定した収入を得ることができるのだろうか?」といったような不安は付きまといます。
それでも僕は、特に今後の収入面等は「別にたいしたことないじゃん」と思えるようになりました。
人生において仕事や収入を得るということは重要なことです。しかしその方法というのはひとつではありません。いまは何よりも自分と家族を大切にして、その上で「最低限生きていけるだけの収入さえあればいいやw」とさえ思えるようになりました。
うつ病になって、いかに自分の視野が狭くなっていたか、いかに自分と家族を大切にできていなかったかということを痛感しました。このように人生についていろいろなことを考えることができたのも、休職することができたからです。
働かなくても一定の期間収入が入る
メリットについてはこれで最後になりますが、ちょっと現金な話をw
これ、会社によっても若干の違いはありますが、休職しても一定期間の収入は確保することができます。実際僕の場合、仕事はしていませんが毎月給料が入ってきていますよw
もちろん会社によっては給料が出ない場合もありますが、傷病手当金を請求することで、通常の給与の6割を1年半受給することができます。
つまり休職することで、即座に無収入になるというのは有り得ないということ。休職期間中にしっかりと体調を回復させ、しっかりと人生を軌道修正すればよいのです。
休職のデメリット(=大したことないけど)
‘‘今の会社‘‘に戻りにづらくなる
そりゃそうですよね。その会社での業務や人間関係が原因でうつ病になったわけですからw
ただ会社にもよりますが僕の銀行の場合は、復職する際に即座に同じ業務や同じ部署に戻すということはないそうです。また最初はフルタイムではなく、短い労働時間で少しずつ慣らしていくといったような配慮もしてくれるとのこと。これは直接人事部と面談して聞いた話です。
ただ個人的な気持ちとしては、「こんな会社頼まれても戻りたくねーよ!」というのが本音ですww
‘‘今の会社‘‘での昇進や昇格が遅れる
そりゃそうですよね(2回目)。
でもどうでもいいでしょそんなの。はっきりいって僕がうつ病になったときの支店や仕事状況を考えれば、「こんな思いに耐えて昇進した未来」が明るいものだとは決して思えません。
どうでもいい。
デメリットは限定的!
結局、休職によるデメリットは限定的だということに尽きるわけです!
会社は星の数ほどありますし、収入を得る方法はいくらでもあります。嫌かもしれませんが今の会社に戻ることだってできます。
どうです?別に大したことないでしょw
うつ病のまま休職せずに働き続けるのは、間違いなく割に合いません。とりあえず休職しちゃって給料もらいながら考えればいいじゃないですか!
症状の回復に努め、人生を模索しよう!
うつ病を患ったときは、ストレスの原因から離れて十分な休養を取ることが第一です。仕事のストレスが原因でうつ病になってしまったのであれば、休職することで仕事から離れることができる上、十分な休養の時間を得ることができます。
一定の期間は現在の会社に籍が残りますし、給料だって出る場合があります。その間に症状の回復に努め、人生を軌道修正すればいいじゃないですか!(何回目?w)
うつ病かも?と思う方へ・・・超簡単な休職する方法!
- 心療内科に行く。
- ありのままを話す。
- うつ病の診断書をもらう。
- 会社に病院で休職が必要だと言われ、診断書をもらったと話す。
以上です。必要な手続きをするために会社に行かなければならない場合もありますが、僕の銀行の場合は、その日から休職扱いになりました。
まとめ
いかがでしたか?
仕事をしている方がゆっくりと休む時間を確保するには、休職するしかありませんよね。明らかな「からだ」と「こころ」の不調は、ゆっくりと休養することでしか治すことはできないのです。うつ病とはそういうものです。
出世や収入の増加、会社での地位が人生のすべてではありません。
そのことに気づけば、今後はより豊かな人生を送ることができるかもしれません。僕も最大限休職を使って、うつ病と闘いつつ、もらえるもんはもらって、人生を模索していこうと思います!